敷いたレールを飛び出す勇気
私は自分の敷いたレールをひたすら正しいんだと思い込み、走ってきたような気がする。高校を出て、専門学校に進学し、看護師になって何十年も働いていくことが正しいことなんだと、真っ当な大人の在り方なんだと信じて疑わなかった。
でも、中学生の頃何かのきっかけで友達が言った「流れに沿って行けば楽だ」という言葉に、「流れに逆らって生きるのがかっこいいんじゃん」と反発したのは私だった。
最近何度もそんな自分の言葉が思い出される。
知らぬ間に流されて生きてきたのではないか、それが正しいんだと思い込んでいたのは私だけど、本当に正しい道なのか。
そもそも正しい道ってなんだろう。私には正しい、正しくないの判別なんてついたっけ?
決断するときなのかもしれない。私自身が敷いた正しいレールから飛び出すとき。
窮屈なレールの上に乗っかっているのは嫌だ。どうして前習えみたいに働かなくてはいけないんだろう。
自分が追いつめられてまで仕事をする意味なんてきっとない。こんな考え甘えでもいい。私は自由に生きたい。自分を認めてあげられない仕事なんてしたくない。
元々一生懸命仕事をしようだなんて思ってなかった人間だもの。ちょっとは楽に考えてみてもいいんじゃないの?