うつ病の復職メモ
うつ病の人の復職は焦らないほうがいいらしい。
例え復職できたとしてもうつ病の再発のリスクは高いという。
少し元気になってくると、「働かなければ」、「家で暇を持て余すくらいなら働いてたほうがマシ」などという気持ちが出てくるが、それはうつ症状の「焦燥感」からくるものだったりする。
実際に、
・夜ちゃんと眠れて朝一定の時間に起きられるか
・日中眠気がなく起きて活動できるか
・集中力、思考力、判断力は戻っているか(読書ができる、文章が書けるetc)
・体力は戻っているか(散歩、ジョギングなど毎日行える)
など、実際の生活習慣が整えられているかも重要になってくるようだ。
薬は減量できていても、いなくても上記のようなことがしっかりできていれば復職してもいいらしい。
勿論精神的な安定も復職の可否に関わってくる。
・仕事したいと思えるか
・不安、抑うつ症状はないか
・焦燥感はないか
など。
これらをすべて満たすにはやはり結構な時間が必要なのではないかと思えてくる。
うつ病の人は焦らずに休息をとることが一番というけれど、社会復帰に対してはどうしても、そして誰でも、焦りが先立つものではないかと考える。
私もそうだ。
そんなときこそ、前回の記事のような考え方が必要なのかもしれない。
「復職できたらいいなあ」
「復職せねばならない」よりも心は軽くなるような気がする。