自傷癖はどうしたら治るのか

私は学生の頃から自傷行為をしていた。
遡れば中学生の頃から。
何がきっかけだったのかは思い出せないけど、生きるためにはしなくてはならなかった。

自分に罰を与えたかったのだと思う。
ストレスに弱いくせに、諦めの悪かった私は頑張りが足りない自分にいつも腹を立てていた。
だから自分の腕に傷を残して、こんな痛みに耐えられるならもっと努力出来る筈だと自分に喝を入れていた。
ケロイド体質の私の腕には、その頑張ってきた証のような傷痕がいくつも残っている。
汚い腕だなあといつ見ても思うが、自分にとっては大事なものだ。これがなくては生きてこれなかった。
鬱と診断されてあまり衝撃を受けなかったのは、このような経緯があったから。
やっぱりな、という意識があった。

そして最近になって久しぶりに自傷をしたくなった。
鬱の症状というのもあるかもしれないが、頑張りが足りない、今の自分に満足出来ないという考えもある。
傷付ければまた頑張れるかもしれない。
仕事も出来るかもしれない。
客観的に見たら馬鹿みたいな行為だろうと思う。
こんなことをしなければ踏ん張れない自分が惨めになったりもする。
しかしやめられない。
死にたいわけじゃない。
生きたくてする行為だと肯定的に捉えている自分がいる。
でも自傷しなくても頑張れる人間になりたかった。そんな強い人間になりたかった。そう切望する自分もいる。
私は弱いからこうするしかないけど。

どうしたらやめられるのだろうか。
追い詰められたとき、腕を切る以外の方法があるのならば誰か教えてほしい。
自傷癖ってどうやって治すの？